茶室会話 大事なポイントを話すときつい話を聞きたくなる、そんな話し方

 

興味のなさそうな相手に自分の話を聞いてもらわなければならない時。勇気が要りますね。
 そんな時にお役に立てれば…と思いまして、この動画をまとめました。
 

 お話を届けていた現場でも、そんな時がありました。子供の成長は本当に早いもので、1ヶ月ごとに反応が異なるほどです。ですので学年によっても反応がさまざま。


 低学年は、飛び跳ねて喜び
 中学年は、はにかんだ表情を見せ
 高学年は、少し距離を持った大人の顔に
 高学年は、思春期に差し掛かったあたり。
同じお子さんたちと低学年からずっと関わらせていただいて、高学年に入った時にふっと大人の顔になる。そんな瞬間に何度か立ち会いました。


 思春期は、ホルモンの関係で気分が優れない時もあるのでしょう。話を聞きたくなさそうに教室の隅で寝っ転がっている生徒さんもたまに居て、でも耳だけはこちらを向いているんです。


 こんな時、少し声を小さめにしました。
語尾も小さめ。
『えっ、なに?』
話の内容が面白ければ教室はしんとなります。


 そしてお話の展開部。
直前に少し間を置いて、ポイントとなる一文をゆっくりと話します。だけど声は静かなまま。

 
 淡々とした話し方でも、話し手がポイントを理解していれば聞き手に届きます。じわじわと後から。
ちょうど中間に、小石をスッと置く感じ。
『えっ。なに?』
見た目はただの小石に見えるけど、これがなに?
聞き手が主体的に観察を始める瞬間です。


 聞き手が大人の場合も基本的には同じ。
ただし大人の話の内容は、熟語が多く使われます。そのため下記のように注意事項が増えます。
①声の大きさは控えめ
②ややゆっくりめ
③単語と単語の間を空ける
④滑舌は良すぎないように注意

①と②については、前述しました。
ここでは③と④についてお話しします。

③単語と単語の間を空ける
このことで、聞き違いを減らすことができます。

日本語には、同音異義語が多数あり複雑。

単語の間を空けると、聞き手が判断する時間を設けることができ、全体的にスマートな印象になります。話し手聞き手ともに気分のノリを保ことができるでしょう。

④滑舌は良すぎないように注意
一般に、滑舌は良い方が聞き取りやすいと思われていますが、良すぎるとキツく聞こえます。
角を取って丸く仕上げる気持ちで言葉を発します。
このような工夫をすると『優しくて女性らしい』と好まれます。

 いかがでしょう。
『ここは話を聞いてほしい』
というシーンで、皆様のお役に立てましたら幸いでございます。最後までお読みくださいましてありがとうございました。

工藤さやこ









2021年08月01日